主として陰虚に用いられる。陰は血を含み、陰は寒であり、水である。そして陰が虚すると熱を生じる。したがって陰虚の症状は血虚+熱である。この酔うな状態jのものに用いられる薬物である。

麦門冬(812)184
天門冬(814)36
鼈甲(814)

補血薬は主として血虚に用いられる。血虚とは物質の不足するもので、出血傾向のものや、月経異常、老化現象、自律神経系、内分泌系の失調を基礎にする疾患を呈するものに多く見られる。

(熟)地黄(807)238
当帰(809)20
芍薬(810)188
阿膠(811)316

補陽薬は主として陽虚に用いられる。気も陽であるが、熱も陽でもあり、火でもある。したがって陽虚の場合は陽が虚すから寒の症状を生ずる。つまり気虚+寒証となる。これを治療する薬が補陽薬である。

杜仲(806)118
続断(807)